資格認定
日本ピア・サポート学会では、学校におけるピア・サポートの普及・発展をうながし、活用や指導を確かなものとするために、ピア・サポートの資格認定制度を設けています。認定資格は次の3種類があります。
ピア・サポート・トレーナーについて
ピア・サポート・トレーナーは、学校等でピア・サポーターの養成を行うのに必要な知識と技能のある方への認定資格です。認定の基礎条件は下のとおりです。
①日本ピア・サポート学会に1年以上所属していること。
②学校教育相談やカウンセリングに関する研修を24時間以上受講していること。
③ピア・サポートに関する所定の養成講座を受講し修了していること。
①については、当分の間、本学会員になればすぐに資格認定の申請を認めます。
②のカウンセリングに関する研修は、特に指定する研修会はありません。主催者や研修内容等がわかり、研修を確かに受講したという証明書があれば結構です。また、受講した時期は、本学会に入会以前でもかまいません。但し、大学での授業については該当しません。
③のピア・サポートに関する研修は、本学会が主催または認定した養成講座に限ります。本学会が認定した講座については、ホームページに掲載されています。
ピア・サポート・トレーナーの資格認定を希望する方は、申請書に必要事項を記入の上、必要書類と審査料、本会会員であることを証明できる資料(会員シートの写し(コピー))を添えてお申し込み下さい。
審査は書類審査です。認定された方は、登録料をお納め下さい。
認定者は認定証を交付し、会報・紀要で本学会会員に氏名を公表いたします。
なお、ピア・サポート・トレーナー資格の有効期間は5年間です。
更新する場合には、研修等の実績が必要になります。
ピア・サポート・コーディネーターについて
ピア・サポート・コーディネーターは、学校等でピア・サポートを組織的に展開できる資質・能力を持ち、ピア・サポート・トレーナーの養成が行える方への認定資格です。認定の基礎条件は下のような内容です。
①日本ピア・サポート学会に3年以上所属していること。
②ピア・サポート・トレーナー資格を取得してから3年以上経過していること。
③研修会等でピア・サポートに関する指導経験を有すること。
④学校等でのピア・サポートに関する実践発表を2回以上していること。
⑤学校教育相談に関する研究論文を2本以上発表していること。
(うち1本はピア・サポートに関する論文であること。)
ピア・サポート・コーディネーターの資格認定を希望する方は、資格認定委員会事務局までお問い合わせ下さい。
審査は書類審査と面接審査です。
認定された方は、登録料をお納め下さい。
認定者は認定証を交付し、会報・紀要で本学会会員に氏名を公表いたします。
なお、ピア・サポート・コーディネーター資格の有効期間は5年間です。更新する場合には、研修等の実績が必要になります。
ピア・サポーターについて
本学会のピア・サポート・トレーナーやピア・サポート・コーディネーターから指導を受けた上で、学校等で実際のピア・サポート活動を行っている大学生や高校生等、本学会の会員ではない学生や生徒を対象に「ピア・サポーター」として認定します。認定の条件は下のとおりです。
①ピア・サポートの精神を持ち、基本的な知識と技能を有すること。
②ピア・サポートの研修と実践が30時間以上あること。
③課題レポートを提出すること。
認定は随時行います。興味のある方は、本学会の会員であるピア・サポートの指導者にご相談下さい。
資格認定についてのお問い合わせは、下記または学会事務局までお願いします。
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